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礼拝堂 埼玉県新座市栄4-6-17 
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これまでの説教要旨 2019年10月 「どう過ごす。私のこれから」 坂井賢治牧師 聖書 出エジプト記 3:7-10 ローマの信徒への手紙 15:22-25 ２０１９年１０月２７日 三位一体後第十九主日礼拝 今朝は、修養会の第一部としてそのテーマに沿ってご一緒に考えましょう。若い人も、中年の人も、そして高齢者もこれからの人生をどう過ごすかを考えなければなりません。 もしそうしなければ、毎日が何となく過ぎ、周囲に流される人生になってしまう恐れがあります。 神様がイスラエルのエジプトにおける窮状と苦しみの叫びを聞き、救い出そうと考え、モーセに、「今、行きなさい」と派遣したのです。彼は自分にはその能力がない、と言っても神様は、励ましと慰めの言葉を語り、その任務を承諾させたのでした。 彼はようやくエジプトを脱出したが、40年の長い旅となりました。 カナンを目前にしながら、イスラエルの民の罪によりカナンに入ることなく、彼は、天へ帰ることになりました。 ローマ1:13にパウロの将来の計画が示され、ローマに行こうと企てた、と書かれ、ローマ15:25に、更にイスパニア（現在のスペイン）へ伝道に行くことを願っている、と記され､最終目的地が明らかにされます。これはパウロの夢でした。 それは、教勢の拡大ではなく、熱い心を持ち、喜びながら、楽しい夢を見ているかのように計画したのです。 これからの過ごし方を、モーセのように神様の示されたことを信じ、従うか、またパウロのように大胆に､夢のような楽しい計画を立てるかでしょう。 何よりも、神様が私たちと共にいて、私たちの行うことを見守り、支えて下さるのです。神様と共に歩む人生こそ素晴らしい人生ではないでしょうか。 「託された物」 坂井賢治牧師 聖書 士師記7:1-8 ルカによる福音書19:11-27 ２０１９年１０月２０日 三位一体後第十八主日礼拝 ルカ19:11以下で人々は、主イエスがエルサレムへ入ることで神の国はすぐに現れると期待していましたが、主イエスがエルサレムへ向かって進んでいる理由は、十字架の死と復活のためでした。 主イエスは、「たとえ話」を通して、次のことを話されました。 第一に、金持ちは、僕たちにムナを預けて遠い国へ旅立ち､僕たちを信頼しました。これは、神様が私たちを信頼して下さることと同じです。 第二に、金持ちは、小事に忠実で信頼に足るかテストをしたのです。神様も私たちが日常の生活をどう生きているか試されるのです。 第三に、金持ちの報酬は、10の町や5つの町の支配権でした。良い仕事をした報酬は、更に重要な仕事を任せることです。神様のテストに合格した人たちに対する報酬は、更なる篤い信頼です。 第四に、テストを乗り越えて行くなら、新しい展望が開けてくるのです。しかし、戦いを諦め、安易な道を選ぶなら、到達した所からさえ転落してしまいます。 それぞれに与えられている賜物をどのように生かして行くかを示して下さっているたとえ話です。与えられた賜物は、同じであってもその努力によって実りは､自ずと違ってくるのです。 主イエスが天に帰られ、再び、来て下さる再臨は、いつであるか私たちには明らかではありません。主イエスが不在であるこの時、私たちはどう生きるかが問題であり、大切なことです。この時、私たちは、神様の言葉をしっかりと聞き、確固たる信仰を持って生きるように教えて下さっているのです。 「不正な管理人」坂井賢治牧師 聖書 アモス書8:4-7 ルカによる福音書 16:1-13 ２０１９年１０月６日 三位一体後十六主日礼拝 ルカ16:1-9にある「不正な管理人のたとえ」は理解が難しいと言われています。なぜなら、不正な管理人がほめられているからです。 この管理人は、奴隷ですが、不在地主の土地や財産の管理を任せられ、合法的権限を持って財産管理をしていました。主人に告げ口する者がいて、主人は、不正をしていると聞いたがどうなのか、と問いただし、解雇を告げ、会計報告をするように命じました。 管理人は、反省し、やり直して損害を賠償する、といった殊勝な考えはありませんでした。思案の結果、主人に負債のある人々を呼んで、その負債額を削ってやることにしました。報告書を作る前に、自分の将来を確保するためにずる賢く振る舞い、負債のある者に恩を売っておけば、退職後、自分を家に迎えてくれるであろう、と考えました。主人は、この不正な管理人の抜け目のないやり方をほめました。 このたとえにおいて、主人は神様、不正な管理人は私たちです。会計の帳尻が合わないという点において、私たちは皆、同じではないでしょうか。管理人の解雇は、私たちがいよいよ死に直面して、地上における報告書を出さなければならない、ということです。帳尻が合わないことは、この不正な管理人と少しも違わない、と言わなければなりません。 主イエスは、不正な富を用いてでも自分の友だちを作りなさい、と勧めるのです。これは、友だちを作ることに強調点があるのです。 大胆に、かつ有効に友だちのために用いることによって、その命が尽きる時、彼を永遠の住まいに神様が迎えて下さる、という希望を意味しているのです。 2019年11月の説教 2019年9月の説教 トップへ © 日本キリスト教団 大泉ベテル教会.All Rights Reserved. |