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  • 2018年5月27日 : 「わたしの心に適う者」   坂井賢治牧師
  • 2018年5月20日 : 「聖霊に満たされて」   坂井賢治牧師
  • 2018年5月13日 : 「神の力」      坂井賢治牧師
  • 2018年5月6日 : 「願いなさい」    坂井賢治牧師
礼拝堂 埼玉県新座市栄4-6-17



これまでの説教要旨 2018年5月
「わたしの心に適う者」   坂井賢治牧師
聖書 申命記6:4-9、マルコによる福音書 1:9-11
2018年5月27日 三位一体主日礼拝
主イエスは、ナザレで過ごしていた時、洗礼者ヨハネが現れ、彼の授ける洗礼の評判を聞き、ナザレからヨルダン川へ行き、彼から洗礼をお受けになられた。主イエスは、罪を犯すことがありませんので、罪の赦しを得るための悔い改めの洗礼を受ける必要がない、と思われました。しかし、洗礼を受け、救い主としての公生涯が始まりました。
主イエスの受洗は、人間の罪を赦して下さるための「十字架」の出来事の予表と考えられ、人間の罪を赦して下さることに繋がり、私たちの洗礼の根拠となっているのです。私たちは、洗礼によって主イエスとしっかりと結び付くことが出来るのです。
「わたしの心に適う者」とは、新約聖書の原語ギリシャ語では、「わたしはあなたが気に入った」と解釈することが出来、神様と主イエスとの間に特別な関係が成立したことを表しています。
申命記6章4−9節において、神様は、約束の地カナンを目前にして民に使命を与えられたのでした。それは、イスラエルの神が唯一であること、「あなたは心も体も、そして人間の全てを集中してあなたの信ずる神様を愛しなさい」ということ、そして神様の教えを心に留め、子孫に伝えることでした。
神様は、わたくしたちにも、「わたしはあなたがたが気に入った」とおっしゃって下さっているのです。真に幸いなことです。

「聖霊に満たされて」   坂井賢治牧師
聖書 ヨシュア記 1:1〜9,使徒言行録 2:1〜11
2018年5月20日  聖霊降臨祭礼拝
使徒言行録2章1節以下に聖霊が降った時の様子が、激 しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、また炎のよ うに、分かれ分かれに現れ、一人一人の上に止まった、と 記されています。風は、聖霊の自由を表し、また炎は、聖 霊の力を現す、と言われます。どんなに弱く、元気のない 者でも聖霊の炎が注がれると、燃え始めるのです。
更に、聖霊は、集まっている一人一人に注がれ、神様は、 一人一人を大事にし、一人一人を生かそうとなさっている のです。
すると、一同は、聖霊に満たされて、ほかの国の言葉で 話しだした、と書かれています。
ペンテコステに、聖霊に満たされた弟子たちは、全世界 の人々に通じる言葉が与えられ、福音を宣べ伝える業を開 始したのです。これが教会の始まりでした。
かくして、全世界に福音が届けられるようになり、日本に そして大泉ベテル教会にも届けられ、神様によって教会が 建てられ、地域の人々に福音が伝えられるようになりまし た。
私たちが大泉ベテル教会の存続と発展を求める時、豪 華な、美しい建物ではなく、主イエスの力によって、即ち 聖霊の力と、神様に対する敬虔な信仰とをもって、真の教会 を建て、成長を願うことが大事です。

「神の力」      坂井賢治牧師
聖書 イザヤ45:1-7, エフェソの信徒への手紙:15-23
2018年5月13日 昇天後主日礼拝 (ききたまえ)
エフェソの信徒への手紙の著者の執り成しの祈りの一つは、「神の力がどれほど大きいものであるか」を悟ることが出来るようにという祈りです。神の力とは、救いの力、と言っても良いでしょう。神様は、その偉大な力を働かせて、私たちを救い、神の国へ招いて下さいます。しかし、私たちは、自分の力を当てにして生きており、それは、大きな力ではありません。もし神様の偉大な力を忘れて、自分の力や才覚を発揮して何かを試みても良い結果は期待出来ません。人間の力は、創造主なる神様を仰ぐ時、初めて用いられて有益なものとなるのです。
また神様は、この力をイエス・キリストに働かせて死者の中から復活させられたのです。この偉大な力と働きは、私たちに働く力と同じものなのです。
更に、神様は、主イエスを神の力によって天にあってご自分の右の座、即ち権力の座に着かせ、天地を支配させ、この世ばかりでなく、来るべき世、即ち神の国においても唱えられるあらゆる名の上に置かれました。支配、権威、勢力や主権は皆、主イエスの復活と昇天によって主イエスのもとに置かれたのです。
教会は「イエス・キリストの体」である、と言われ、その意味は、頭であるイエス・キリストのみ心のままに生き、動き、働かなければならない、ということです。
大泉ベテル教会がこのような教会として立って行くためには、何よりも神の力とイエス・キリストに信頼することが大切ではないでしょうか。

「願いなさい」    坂井賢治牧師
聖書 詩編15編1-5, ヨハネによる福音書16章12-24節
2018年5月6日  復活後第五主日礼拝 (いのれ)
教会創立記念礼拝
大泉ベテル教会は、1961年5月7日に日本基督教団の教会として認可され、創立57周年になります。これまでの歩みは、神様のお守りと聖霊の助けがあったからです。聖霊の働きは、第一に、「主イエスを証しする働き」であり、第二に、「弟子たちを全ての真理に導く働き」です。それは、主イエスに関する必要な全ての真理を教えてくれる働きです。聖霊は、ご自分から何か新しいことを語るのではなく、主イエスから聞いたことを語り、また将来、起こることを語るのです。
深津文雄牧師をはじめ教会の発展のためにご尽力下さった方々は、この聖霊の導きによって素晴らしいお働きが出来たのでした。 詩編15編には、主イエスの十字架と復活によって力づけられ、強められた弟子たち、またキリスト者に対する生き方の中心が書かれています。 更に、主イエスは、主イエスのみ名によって何かを父なる神様に願うならば、神様は、それをお与え下さる、と教えて下さいました。
大泉ベテル教会は、これからの成長と発展を願って、必要なことを一つ一つ神様にお願いして行くことが大事です。願いなさい、そうすれば与えられる、と言われるイエス・キリストのお言葉を信じて、祈り続け、教会員が一丸となって努力しましょう。

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