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  • 2017年11月26日 : 「感謝の心」森 史子牧師
  • 2017年11月12日 : 「忍耐強く接しなさい」伊藤 瑞男 牧師
  • 2017年11月5日 : 「天の御国をめざして」小倉 和三郎 牧師
礼拝堂 埼玉県新座市栄4-6-17



これまでの説教要旨 2017年11月
「感謝の心」   森 史子牧師
聖書  マタイによる福音書 6:31〜34
2017年11月26日  終末主日礼拝
本日は、収穫感謝祭です。収穫を感謝し祝うようになった起源は、 創世記8:22に記されている。ノアの洪水の後、神は人間に対して 「地の続くかぎり」作物を育て収穫を得ることができると約束して くださった。その後、モーセを通して収穫を感謝する祭りをするように 命じられた(出エジプト23:16)。
私たちは、種まきや水やりはできるが、成長させるのは神である。 神は、今も変わらず約束を守っておられる。全ての収穫、日々の糧を 与えてくださる神に感謝を捧げ、初穂=復活の主イエスへの信仰を 表すことができる収穫感謝祭は大切な霊的祭りと言える。
私たちが、異邦人=神を知らない人のように、この世の富(財産、 お金、学歴、贅沢な暮らし等)を追い求める虚しい生き方をする必要 がないことは、本当の自由な人生であり恵みである。神は私たちが 「神の国と神の義」を第一に求めるように命じています。 聖書の 言葉、価値観、に生きることが、自分を守ることであり真実な生き方 である。ことことを知っていることもまた、恵みである。

「忍耐強く接しなさい」   伊藤 瑞男 牧師
聖書  レビ記  19:17, テサロニケの信徒への手紙T 5:14
2017年11月12日    終末前々主日礼拝
「兄弟たち、あなたがたに勧めます。怠けている者たちを戒めな さい。気落ちしている者たちを励ましなさい。弱い者たちを助けな さい。すべての人に対して忍耐強く接しなさい。」 ここにパウロは、怠惰を戒めています。テサロニケU3:7でも 「働 きたくない者は食べてはならない」と命じています。すると、 怠惰は罪でしょうか。
神様から頂いた人生には、働いて生きることに喜びが与えられて います。それなのに、働かない人は働けない理由があると思われま す。気落ちしている かもしれません。弱い人かもしれません。する と戒めるだけでは問題の解決にならないでしょう。 しかし、労働はつらい面がありますから、つらさに負けて楽な道 である怠惰を選ぶことが起こります。その時御心に適わない罪が現 れてきます。
労働は神さまから頂いた賜物(タラントン、能力)を用いることで す。それが喜びを生み出します。賜物は用いれば用いるほど、大き くされま す。働きに違いがあっても、神さまの前では喜びは同じな のです。この喜びを分かち合うことができるように、だれに対して も忍耐強く接していきたいもので す。

「天の御国をめざして」   小倉 和三郎 牧師
聖書 詩篇 23:1〜8, フィリピ 3:17〜21
2017年11月5日   三位一体後第二十一主日礼拝
(召天者記念礼拝)
本日の召天者記念礼拝の初めに「天のみ民も地にある者も、父・ 子・み霊の神を讃えよ」と、ご一緒に賛美しました(29番)。 つまり教会の礼拝は、天に召 された先輩たちと今の私たちが心を 合わせて神を賛美すると言う貴重な機会です。
聖書では「天」とは、主なる神の恵みの支配が実現している領域 です。しかし地上では、まだ主なる神に従わない人間の自己中心的 な欲望がはびこる世界です。その現実を使徒パウロは「自分の腹を 神とする者」(19節)ときびしく戒めています。 けれども恵み深い神はご自分に背く罪人をお見捨てにならず、深 い愛の故に御子キリストを十字架の犠牲として私たちの罪を赦し、 御国の国籍を与えてくださいました(20節)。従って私たちは生まれ た国の市民権を持つと共に、キリストの御国の市民権を約束されて いる者です。 ですから私たちは「み心が天に成るように地にもなら せたまえ」(主の祈り)と絶えず祈りつつ、キリストの御国を目指して生きる者です。

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